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ブログ
2016-08-05 | ブログ, 木のお話

サーモウッド ロシア赤松 

木製外装材で創るデザイン。

木材を使う外装材というとまず杉の焼板があげられるかもしれない。

従来から和風建築の壁材として使われてきた焼板は、杉を原料とし

表面を焼き炭化させることにより木材の細胞を殺し腐りにくくする。

杉の木目が和風のデザインを引き立て、落ち着いた雰囲気を創る。

それゆえ、デザイン的には用途はかなり限られてくる。

最近ではサイディング張りの外壁の住宅が増え、洋風の見た目の家が

多くなったのであまり焼板は見かけなくなった。

ところで、木を外装に使うのはどんなメリットがあるのか。

最近ではヒートアイランド現象が夏の熱帯夜を増加させると言われる。

それは都市の大部分をアスファルトやコンクリートで覆う事により

日射による熱を蓄熱しやすくなっており、夜間の大気中への放熱が

熱帯夜の原因の一つとされている。

木製外装材は熱を蓄積しにくい「熱しやすく冷め易い」材料なので

都市を木製外装材で覆う事により、夜間の大気への熱放出を抑え

ヒートアイランド現象を抑え、地球温暖化の防止に寄与する事が

期待されています。

焼板だけが木製外装材ではありません。

今はサーモウッドという高温熱処理した地球に優しい高耐久木材

があります。

サーモウッド ロシア赤松 

2016-07-29 | ブログ

自分の中に有る答え

映画はアクション物が好きなwoodfan赤塚です。

最近観た中では「マッドマックス 怒りのデスロード」という

映画で、TVをつけたら既に少し始まっていたのですが、なんと言うか

映像のインパクトが凄くて深夜3時から観だして明け方まで見切ってしまう

くらい引き込まれました。

主演のトム・ハーディーという役者さんが痺れる位カッコよくて、また

女優のシャーリーズ・セロンさんが美しくて、ただただ釘付けにされてしまう

映画でした。後から、マッドマックスの続編だったのだと知り、また続いて

欲しいなーと思っています。

さてさて、居心地のいい空間とはどんなところでしょうか?というお話で、

またまた木の手触りが良いでしょうという流れになるであろうという展開

ですが、そうとも言い切れません。

私が生まれ育った実家はカーペットが敷いてあったので、今でも板の間や

フローリングよりカーペットの部屋の方が好きです。

記憶にある限りですが、初めてフローリングのリビングにお呼ばれした時

なんだか硬くて「居心地悪いなー・・・何でだろう?」と感じた記憶があります。

従来の日本の家は畳や絨毯の部屋が多かったので、同じように思う方も少なく

ないかもしれませんね。

しかし、近年は洋室が増えた事により畳の部屋が減り、汚れやダニなどを忌避

される事から、絨毯、カーペットより、掃除のし易さや汚れにくさが好まれて

フローリングが増えています。そもそも和室のない家も今は多いので、

フローリングは必然的に増える傾向です。

ちなみに住宅業界では1ピースに別れていて(無垢材でも複合建材でも)

それを床に敷き詰めて貼るものをフローリング、また住宅建材で1×6サイズ

(他のサイズも有ります)でフローリング調のデザインのもをフロアーと呼んでいます。

昔から国産の桧や杉や松の無垢フローリングはありましたが汚れや表面の塗装の難しさ

もあり住宅建材のフロアーが好まれてきましたが、シックハウス問題や

従来の建材の人工的な見た目などが不人気になりトレンドの変化により、

また近年は無垢フローリングの人気も高まっています。

昔に比べ格段にその種類も増えていますし、OSMOカラーなど塗装面の仕上げ

の技術の革新により、無垢フローリングが使い易くなった事も要因かも知れません。

でも・・・フローリングってそんなに気持ちいいでしょうか?

硬くて寝転んでも痛いし、汚したらやだなーとか、ラグとかを敷いたら後で日焼けの

色違いが出たらイヤだなーとか気を使ったりしませんか?

私は個人的にはリビングには寝転びたいので、フローリングの上に薄い置き畳を

敷き詰めてます。

でもでも、フローリングはなにも敷かずに使いたい。それもそうですよね。

無垢の木の肌触り、一枚一枚それぞれ違う板目、木の香り、どれも居心地のいい空間

を作るのに効果的に演出してくれます。

でも、住宅雑誌や、カタログの写真の様な部屋には個人的に違和感を覚えます。

例えるなら広々した空間に幅広の無垢フローリング。案外、無塗装の物だったりしますが

高価そうなソファーに調度品。

私はきっとそんな部屋はしんどくなります。だって、寝転ぶ前提になってないし(笑)。

無塗装の床に濡れたグラスとか置けないし、子供達が汚し放題の年齢で気が気でないし。

人の暮らしにマッチした居心地の良さ。

気取らない空間作り、ホントに趣味のように人それぞれ違う好み。

これが正解というモノは、自分の中にあるのかもしれませんね。

自分の中に有る答え

2016-07-22 | ブログ

自分の過ごす空間

ペットは昆虫が好きなwoodfan赤塚です。

ここ何年かは息子がカブトムシの幼虫を育てて成虫にしてます。

そのおかげで、毎日家に帰ると誰よりも先に玄関にいるカブトムシが

僕をお迎えしてくれているので、なんだか虫という以上のかけがえのない

存在になっています。

カブトムシは夜に活動するので、僕が家に帰る時間はケースの中を歩き回ったり、

留まり木によじ登って月夜をにらんでいたりするので、毎日「今日も元気か!?」と

話しかけては背中を撫でたりしてます。

朝は出勤前に覗くと、布団を頭から被るように土の中に頭から突っ込んでもぐって

いるので、わが子の寝相のように微笑ましいです。

カブトムシはおしっこをたくさんするので、大きなケースにキレイなマットを一杯

敷き詰めて居心地のいい空間にしてやりたいと気持ちがわいてきます。

しかし、これ以上ケースを買ってくるなという内圧もあり人生ままならないなと

カブトムシと語り合っては激しく同意したりするのでした。

さてさて、居心地のいい空間は昆虫だけでなく人間にとっても大切だと思います。

朝から晩まで働いて家に帰り、明日への英気を養うくつろぎの空間。

朝も夜もなく家族のために働き、子供たちや親御さんと過ごし、束の間の

休息を楽しむプライベートな時間を過ごす空間。

これからの人生を強く生きて行くために毎日成長する空間。

家族それぞれに思い思いに時を過ごす場所。

それはどんな物につつまれているでしょうか。

好きな人のポスターやキレイな景色の写真、何かのキャラクターの人形や趣味の道具。

家具や照明機器、カーテンやAV機器。

そして足の裏や素肌が触れる床や、毎日目に入る壁や天井。

様々な物がそれぞれの意味を持ち存在していると思います。

建築に携わる仕事柄、多くの方のお住まいも見せて頂きますがホントに人それぞれ

こだわりや、嗜好の違いを感じます。

昔、お世話になっていた建築会社の会長様にふと言われた言葉が今も忘れられない

のですが、会長様曰く、「家は贅沢品であり、家を建てる事が趣味なのだ。」と

仰られました。

僕は意味が分らず「趣味ですか?家。必要品と違いますか?」と尋ねたら

「どんな図体のデカイ奴でも風呂、キッチン付の6帖間のアパートで生きていける。

なんで使わん部屋があるデカイ家がいる?家族が多くても、それに見合う安い

マンションもある。何十年もローンを払うという事の大変さがわかるか?

人生を掛けた趣味、贅沢が家や。

そのわりには、あんまり研究せんと人任せで建てる人がいる。モッタイない。

それでも家が欲しいなら、何年も研究して材料はこれを使え、こういう

風に作れと言えるくらい考え悩むのがホンマとちがうか?

贅沢がアカンとは言わんけど、金のかかる趣味なんやで。」

今もその時の言葉は僕の耳に焼き付いて離れません。

自分の過ごしたい場所、使いたい材料、デザイン。

趣味かもしれないと思う事があります。

自分の過ごす空間

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