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ブログ
2016-06-24 | ブログ, 木のお話

木材を商う日々のなかで

タイヤはブリジストンが好きなwoodfan赤塚です。

自動車のタイヤってどこのメーカーでも然程大きな違いは

ないだろうと思っていたある冬の日、スタッドレスが破れてしまい

交換を余儀なくされました。

特にこだわりはなかったのですが、子供も生まれたので一番安全そう

で信頼できて長持ちできるタイヤを選ぼうと考え、以前からCMで

気になっていた「ブリザック」にしました。

しかし、見積りを取ってみてビックリ。

こんなメーカーによって値段違うの?・・・

が、しかし、人一倍自意識過剰な私は、「ここでタイヤを他のメーカー

にかえたら、さっきまで子供の安全がどうだ、信頼がどーだ言うてたのに

結局、値段になびくのね、この人・・・」とタイヤ屋に思われてしまうのではと!!

いや、待て待て、永く使うものだから今のセコイ考えに負けず、将来を見据えた

投資をするのだ!!

いや、待て待て、その前にさっさと決めないと、金額にびびってるんかな?と

思われるぞ、等と勝手に過呼吸寸前に陥り購入したのでした。

は!、このままではタイヤの話しかしない気がしてきので、一旦置いといて・・・

はいはい、ではでは、材木屋として日々働いていますと当然ですがいろんな木材

に触れます。

たとえば、杉というポピュラーの建築材料はよく触れる樹種の一つです。

こんな感じの木です。

木材を商う日々のなかで

木を丸太から製材機で板にするとこんな表面になり、

木材を商う日々のなかで

こんな機械で表面を削り、ツルっとした手触りに仕上げます。

木材を商う日々のなかで

仕上がり。

木材を商う日々のなかで

丸太から、どんどん姿を変えながら製品になる過程を見ていると、一本一本それぞれに個性があり、

魅力があります。

おなじ杉でもこの木よりも、この木の方が好みに合うなとか、

この木目がたまらんなーとか、人の心に入ってきて感情を揺らすような木に

出会う事もあります。

これを材木屋さんがよく言う「木に惚れる」という感覚に近いと思います。

たくさんの丸太や製品を見ていると、今は必要のない商品や

仕入れに来た目的と違うのに何故か買わずにいられない木に出会い買ってしまう。

こういう木の持つ面白さをもっと気楽に伝えられたらいいなーと、考えたりします。

2016-06-17 | オスモの話, ブログ

身近なモノにオスモカラーでファンタスティック!な気分♪

ヒゲ剃りはT字剃刀が好きなwoodfan赤塚です。

ヒゲ剃りはT字なら何でもいい訳ではなくて、メーカーはジレットに決めています。

これまでずーっとジレットを使ってきましたが(一度シックに浮気したけど切れ味が全然違う気がした)

ヒゲ剃りの進化には、いつも感動します。やっぱり前より快適に剃れるようになっています。

3枚刃から4枚刃から5枚刃、そしてついに電動でブルブル震える機能まで。

正直、「いやいや電動て(笑)、一緒やろ!」とツッコミながらも期待せず使ってみたら

「ひーや、ちょっと、ナニ何!?え?あ、うそ!こ、こんなの初めて~・・・」と

またもや感動(笑)。もーすんごい肌に優しくなっています。

でも、うっかり、電動スイッチを入れるのを忘れて途中まで剃ってしまったりすると

やっぱり前までと同じ懐かしい気分になったりします・・・

はいはい、ひげそりはこれくらいにして、つづきです。

傘の柄を塗ったという話ですが、そもそも何でそんな事するの?

と考えてみると、嫁さんに

「まー、こんなに傘の柄を気持ちよく出来るなんて!あなた素敵!」

とそこまで思ってもらえないまでも、

「へー・・・」位は思わして

自分のことを見直して欲しいというのが本音なんだと思います。

まー夫婦も永いと色々あるとは思いますが、お互いに相手に尊い気持ちを

持てると日々を気持ちよく暮らせるのかもねなんて。

なんでもいいんです。

でも僕の場合は自分の中の男の部分が「モノを作りたい」とか

「モノを修理したい」とかという衝動にあらわれた結果だと思います。

身近なモノにオスモカラーでファンタスティック!な気分♪

しかし、木という素材は手を掛けると、その分、すごく愛着が沸く気がします。

直接に皮膚を通して木に触れる心地よさが伝わってきて、ほっとします。

これで嫁さんが喜んでくれるかどうかは分かりませんが(笑)。

さて、気の床も手を掛けると気持ちいいです。

僕は自分でオスモの床用塗料を自宅の床に塗りましたが、使い込む中で

メンテナンスが必要な場所や、塗料が長持ちしてる場所など

楽しんで眺めたりしてます。

これはカバのフローリングで、白太(木の赤身の外の樹皮に近い部分)とか

芯に近い部分を使ったグレードの低いフローリングですが、こんなふうに

身近なモノにオスモカラーでファンタスティック!な気分♪

違う角度で、

身近なモノにオスモカラーでファンタスティック!な気分♪

色を塗るとイイ感じになります。色はチェリー色で、その上に順番にフロアークリアーを

1回、2回と塗り重ねた仕上がりになっています。

お手ごろなフローリングに自分の好きな色で遊んでみるのも楽しいと思いますよ。

2016-06-11 | オスモの話, ブログ

身近なモノにオスモカラーでファンタスティック!な気分。

夏でもホッとコーヒーを割とよく飲むwoodfan赤塚です。

自分でコーヒーをドリップするようになってから、缶コーヒーを買う機会が激減して

自然とアイスコーヒーを飲む回数が減ってきました。

大学生の頃は、タバコと缶コーヒーを常に持ち歩き、一日5本は飲んでいたような記憶があります。

今となっては、タバコをいかにカッコイイ吸い方が出来るかと思考錯誤して、必死にシブイ表情で遠くを

眺めて「アンニュイだぜ・・・」と独りごちる学生時代の自分に、「おい、ハッキリ言うが、お前はアホだ!」

と教えてやりたい気分になってしまいます。うーん・・・・・・

はいはい、オスモの話ですが「塗料はオスモでないとダメですか?」とお客さんから聞かれることがあります。

なぜ?と聞くと、「他の塗料のほうが安いと聞いたから」とか、「自然塗料はなんでも一緒だと聞いたから」とか。

こうい噂話は一体どこから出てきて誰が得をするのかなーと考えさせられますが、私は自然塗料が何でも同じでは

ない事を知っています。

使用されている成分や、製法、精製、はっきりと違います。

昔TV番組で塗料を飲んでも大丈夫!それぐらい体に無害な自然塗料です!と言って、塗料を飲むシーンが放映されて、

展示会などに行くとモニターに何度もその映像を繰り返し映して、会社の営業マンにもお客様の前で飲ませていた

自然塗料メーカーがあります。そのせいで、他にも「うちは飲んでも大丈夫です!」というアピールをする会社も」

出てきました。しかし、です、自然塗料は清涼飲料水ではありません。

まして飲むなど正気の沙汰ではありません。体に有害な事は火を見るより明らかです。

塗料が有害か否かは乾いた塗装面から舐めたりした時に、有害な成分が出るかどうかが問題であり、決して飲む

などという行為ではありません。

しかし、そんな出来事を経験しながら「塗料メーカーを色々なんだな・・・」と知りました。

それからは色々なメーカーからサンプルをもらい実際に実験しました。なんでもやってみないと

分からないもんです。結果は仕上がりに出てくるので面白いです。

例えば身近な手にする木のモノに塗ってみるのも、よく分かる方法です。

これは古くなって捨てる傘の柄です。以前はビニールが被されて中にカビが生え汚かったので

イチゴミルクみたいなイメージでピンクの傘の柄を白にしてみました。

身近なモノにオスモカラーでファンタスティック!な気分。

ところが、どっこい、かなり恐いような色合いになり(笑)、上塗りでチェリー色を塗ってみたら、しっくりきました。

身近なモノにオスモカラーでファンタスティック!な気分。

自分で再生した傘の柄は、木の手触りが心地よくて、ビニールなんかより全然気持ちいいです。

つづく。

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