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2016-07-14

木が活き活きとする感触です。

お昼ご飯は王将へ行くのが好きなwoodfan赤塚です。

思えばもう45歳にも手が届こうと言うのに、

大学生の頃からほとんど同じような昼飯を食べている事に

最近気が付き、おなかに付いたぜい肉を落とすのは

もはや外科的なチカラが必要なのではないかとヒヤヒヤ

してます。

歳相応の昼ご飯ってなんだろう?と時折考えて「とりあえず

入った事のない店に行こう!」と決断し、迷ったあげく

結局また中華料理屋に吸い込まれてしまうのであります。

はいはい、さてさてフローリングのお話でしたが、

よく「ユニのフローリング」と称されるムクフローリングですが

あれは、一枚のフローリングを作るのに4~5枚の短いピース

繋いで作る事からユニットフローリング、通称ユニフローリング

と呼ばれています。

利点は高級な木材を使用し易かったり、細かい材木をフローリングに

合成する事により狂いを少なく出来たりします。

それに対して3層のフローリングはと言うと、表面の化粧部分(一番上の

肌が触る面)が一枚物の単板を使用されていていますが、一番下の層と

2番目の層が直角に交差されて合成される事により表面の化粧部分が

動きにくくなり狂いが生じにくくなる様に作られています。

その為、床暖房に対しても使うことが出来ますが、どのメーカーも

品質の保証のために低温式の床暖房を推奨しています。

木が活き活きとする感触です。

では、3層フローリングはどれも同じかというと基本的には表面の面材の樹種が変わる事

で、多くの種類があるのは概ね同じですが、やはり表面の仕上げには違いがあります。

三層フローリングの割と安価なフローリングは表面がウレタン塗装の物であったり類似した

表面に膜を張る塗装の物であったりします。

オスモの三層フローリングはと言うと割と高級な部類の価格帯になりますが、

仕上げや面材の厚みなど特徴があり、オスモカラー仕上げという強みが一番

のセールスポイントとしてあります。

木が活き活きとする感触です。

二枚を見比べると明らかに表面単板が左の方が厚いのが分ります。

これは仮にフローリングにキズが付いても、傷の部分を削りオスモカラーで再塗装

をする事で簡単に補修出来るようにする為です。

一度貼ったフローリングは剥がしたり、貼り直すという事は出来ません。

しかし補修が出来る事で長く付き合うことが出来るという一見分りづらいけれど

最強の利便性でもあると思います。

では、ウレタン塗装の場合はどうでしょうか?

今は床の補修業者の方がたくさんおられるので、キズがついても直す事は

出来るかもしれませんが、誰にでも出来る簡単な作業では有りません。

これは以前、車好きの先輩に教えて頂いたお話なんですが、アフリカや

中南米のジャングルや砂漠地帯を日本のランドクルーザーの物凄い

旧型の車が今も元気に走っているそうです。

なぜランクルなのかと言うと、砂漠の真ん中や、ジャングルで車が故障

するという事は死に近づく事に直結します。

しかし、日本の壊れにくい丈夫なランクルはそれだけでなく、現地で調達

出来る部品で、自分で直せるように作られているからだそうです。

いつまでもお金を掛けず直せるという点でオスモと同じだなーと感じた

エピソードでした。

我が家の床材が自分で直せる物と、人に任せなけれなならない物。

どちらが良い悪いではないですが、楽しい、楽しくないは有るかも

しれません。