toggle
2017-05-26

DIYにかける時間

息子の影響で昆虫に興味が出てきて、最近は

ミツバチが好きなWOODFAN赤塚です。

動物園ならぬ昆虫館という施設が有る事を

皆さんはご存知でしょうか?

名前の通り動物園の昆虫バージョンなんですが

希少な昆虫の生きている展示が有ったり、蝶の

温室があったり、夏場はカブトムシやクワガタ

に触れたりと意外と楽しいスポットです。

ミツバチの養蜂箱も展示してあり、働き蜂が

せっせと花粉や蜜を運んでいる姿は可愛らしい

もんです。

ハチミツも売っていて、リンゴ畑やミカン畑の

近くで養蜂したものなど色々あります。

試しにミカンのハチミツを買って食べてみましたが

ミカンの味や香りはしませんでした。

働き蜂は取って来た蜜を口移しで巣の蜜保管係に

渡すのですが、美味しくない蜜は受け取ってもらえない

そうです。

ミツバチにも美味しいハチミツを取るのが上手い下手が

有るなんて人間ぽいですね。

おっと、さてさて永遠に蜜蜂トークを仕掛けてましたが、

DIYです。

DIYで何かを作る時、その時間は手間だと考える事も出来ます。

今の時代、手間は掛けない、無駄をしない、効率を高める、と

いかに手間暇を掛けないかが、優劣の価値判断になってるように

思いますが、物を作るという事は本来手間暇が掛かれば掛かる程

価値が有るとされてきたと思います。

京都大学のゴリラの研究者で学長でもある山極寿一さんが

人間が成長する過程でわざわざ手間をかける事で、信頼関係や

親子の愛情を強くして、人間関係を構築するとお話されてました。

手間を掛けないと人も物も作れないという事が共通してる気がして

何でも同じなのかも知れないなと思います。

めんどくさい事、手間のかかる事に、本当の価値が埋もれているの

かもしれませんね。