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2019-06-15

自作のククサでコーヒーを飲んでみる!

やった事が無い事、会った事が無い人、話したことが無い人、

行ったことが無い場所、食べた事の無いお店と色々未経験な

事は多いもの。

最近、未経験をあえて体験してみる事が、実は面白いと感じる

ようになり、いろいろ挑戦しているWOODFAN赤塚です。

と言うのも、昨年に引き受けた役職のおかげで、今までに

経験した事がないくらい知らない人と会う機会が増えて、しかも

それが凄く楽しかったと後になり感じてきました。

人と打ち解けて仲良くなり、また好きな友人にまで発展するという事は

何か難しいと思い込んでいたようで、案外そうじゃなかったなと気付いた

事で、前よりも知らない人と話す事が楽しみになりました。

自分が好きな事が増えて行く体験は、なんかいい感じ。

ところで、前回からお話している木のマグカップの事。

ククサというんですが、元々は北欧のラップランド地方の先住民である

サーミ族に伝わる白樺の瘤をくりぬいて作られた木彫りのマグカップです。

サーミ族の伝統により、送られる人の幸せを願いながら手作りでつくるプレゼント

で、ククサを贈られた人は幸せになるという言い伝えがあります。

そんなサーミ族の素敵な伝統にインスパイアされて今回作った桧ククサ。

材料であるヒノキは京都府北部の山々や森で育てられたものです。

およそ樹齢80年前後の丸太を原材料に使用しています。

やってみると、なかなかハードで木を削るのは簡単ではありません。

でもやり始めると自分の答え(完成形)に辿り付きたい一心で、汗だくに

なりながらも止められない(笑)。

そしてオスモカラーを塗って、一ヶ月程乾燥させて出来たククサで

やっとコーヒーを飲んでみる!

こんな感じ。

自作のククサでコーヒーを飲んでみる!

持ち応えも最高!

自作のククサでコーヒーを飲んでみる!

自作のククサでコーヒーを飲んでみる!

自作のククサでコーヒーを飲んでみる!

指を通すと滑らか桧の滑らかな感触がすごく新鮮で、口当たりもいい。

また、ほんのり木の香りがするのが心地よく、コーヒーが旨い!(笑)

指を置く位置も何度も削り直して、木目が湾曲している流れの美しさ

に満足しきりでした。

やった事がないから面白い!そんな体験です。