自分の中に有る答え
映画はアクション物が好きなwoodfan赤塚です。
最近観た中では「マッドマックス 怒りのデスロード」という
映画で、TVをつけたら既に少し始まっていたのですが、なんと言うか
映像のインパクトが凄くて深夜3時から観だして明け方まで見切ってしまう
くらい引き込まれました。
主演のトム・ハーディーという役者さんが痺れる位カッコよくて、また
女優のシャーリーズ・セロンさんが美しくて、ただただ釘付けにされてしまう
映画でした。後から、マッドマックスの続編だったのだと知り、また続いて
欲しいなーと思っています。
さてさて、居心地のいい空間とはどんなところでしょうか?というお話で、
またまた木の手触りが良いでしょうという流れになるであろうという展開
ですが、そうとも言い切れません。
私が生まれ育った実家はカーペットが敷いてあったので、今でも板の間や
フローリングよりカーペットの部屋の方が好きです。
記憶にある限りですが、初めてフローリングのリビングにお呼ばれした時
なんだか硬くて「居心地悪いなー・・・何でだろう?」と感じた記憶があります。
従来の日本の家は畳や絨毯の部屋が多かったので、同じように思う方も少なく
ないかもしれませんね。
しかし、近年は洋室が増えた事により畳の部屋が減り、汚れやダニなどを忌避
される事から、絨毯、カーペットより、掃除のし易さや汚れにくさが好まれて
フローリングが増えています。そもそも和室のない家も今は多いので、
フローリングは必然的に増える傾向です。
ちなみに住宅業界では1ピースに別れていて(無垢材でも複合建材でも)
それを床に敷き詰めて貼るものをフローリング、また住宅建材で1×6サイズ
(他のサイズも有ります)でフローリング調のデザインのもをフロアーと呼んでいます。
昔から国産の桧や杉や松の無垢フローリングはありましたが汚れや表面の塗装の難しさ
もあり住宅建材のフロアーが好まれてきましたが、シックハウス問題や
従来の建材の人工的な見た目などが不人気になりトレンドの変化により、
また近年は無垢フローリングの人気も高まっています。
昔に比べ格段にその種類も増えていますし、OSMOカラーなど塗装面の仕上げ
の技術の革新により、無垢フローリングが使い易くなった事も要因かも知れません。
でも・・・フローリングってそんなに気持ちいいでしょうか?
硬くて寝転んでも痛いし、汚したらやだなーとか、ラグとかを敷いたら後で日焼けの
色違いが出たらイヤだなーとか気を使ったりしませんか?
私は個人的にはリビングには寝転びたいので、フローリングの上に薄い置き畳を
敷き詰めてます。
でもでも、フローリングはなにも敷かずに使いたい。それもそうですよね。
無垢の木の肌触り、一枚一枚それぞれ違う板目、木の香り、どれも居心地のいい空間
を作るのに効果的に演出してくれます。
でも、住宅雑誌や、カタログの写真の様な部屋には個人的に違和感を覚えます。
例えるなら広々した空間に幅広の無垢フローリング。案外、無塗装の物だったりしますが
高価そうなソファーに調度品。
私はきっとそんな部屋はしんどくなります。だって、寝転ぶ前提になってないし(笑)。
無塗装の床に濡れたグラスとか置けないし、子供達が汚し放題の年齢で気が気でないし。
人の暮らしにマッチした居心地の良さ。
気取らない空間作り、ホントに趣味のように人それぞれ違う好み。
これが正解というモノは、自分の中にあるのかもしれませんね。