全ては木の良さとお客様が手にする価値の為に。
独身時代、パーティーのアンケートに「なりたい将来の自分は?」との質問に
「愛妻家」とシャレで書いたら、そのあとで壇上に上がらされて色々な質問を
受け答えするハメになり、生きた心地がしなかったwoodfan赤塚です。
だいたいこれまでの人生において、つまらない事を言っては窮地に陥り
その都度、なぜこんな目に?二度と失敗は犯すまい!とココロに誓うのにまた
繰り返してしまうという業を背負い生きてきました。
先日も現場に材木を搬入してる最中、狭い道路で交通量が多かったため、
ガードマンさんが誘導作業をされていて、道行く人が「すいませーん」や
「ありがとー」など声を掛けて下さっていました。
そして何気なく運んでいると、可愛いらしい女子大生の方が、枯れた樹木が
生き帰るかのような美しい声で「お邪魔してすぅいませーん♪」と爽やかな
香りと共に通り過ぎて行かれたので、つい「またどうぞー!」と返事をして
しまったら、たまたま通りがかった友人に見られていて、マジメに頑張れよ・・・
と悲しい顔をされてしまったりしました。
マジメに働いてますヨ。ホントにもう・・・
はいはい、という図らずもコミカルな日常はさておき、負けられない闘いが
そこにある!というワケで前回からの続きであります。
オスモカラー正規代理店の威信を掛けて、まーそんなたいそうな事ではないんですが(笑)
リボスの塗料を塗る事になったのですが、塗った塗料を20分後に拭き取るのか?
と施工方法に思いを巡らせながら塗装を開始しました。フタを開けてみるとこんな感じ。
臭いはオスモより少し刺激臭がする気がする。乾いてからどの位でなくなるのかも興味深々。
では混ぜる事15分。すこし粘度がある。この硬さの塗料を拭き取るのは
かなり骨が折れるだろうと否応にも感じさせられる。
それでは塗装開始。
塗装は出来るだけ天気の良い日を選ぶ。仕上がりに差が出る気がしてて、明るい方が
塗料の伸びや塗装面の刷毛の跡も見やすい。何より作業していて気持ちがイイ!
雨のじとじとした日にやってると、何かの苦行かという気がしないでもない(笑)
と、その前にフローリングに残るサンディングで出来た削り粉をキレイに拭き取る。
いざ塗ってみるとこのクノスという塗料はオスモのフロアークリアーと比べてやや硬い
気がする。薄く延ばして塗りこんでいく。別段木に吸い込まれないこともない。
薄くしっかり、確認しながら作業を進めていく。「拭き取りは止めよう。」腹がきまった。
どんどん塗りこんでいく。
うん、なかなかキレイに仕上がっている。
リボスの溶剤は亜麻仁油を使用しているため若干、黄ばむ様な色になる。
試しに桧のフローリングにも塗ってみたが、やはり黄色く色が着く。
これはいかんともしがたい。
そして、一回目の塗装が終了。意外と塗料が減っているのに気付いた。
やはり、伸びはあまりないのかもしれないと感じた。
そして、よく乾燥をさせて、二回目の塗装。一度目よりややスムーズに終了。
しっかり乾燥させて完成。
仕上がりは塗り厚も問題なくキレイに乾燥している。
臭いも乾燥すればほとんど気にならなくなりました。
結局、拭き取りしなくても大丈夫という結果になりました。
拭き取りというのはなぜ必要か?
また、つづく。