2018-07-20
DIYと木材
連日の猛暑に完全に敗走を続け、少しでも涼しい場所へ
逃げようと逃避行しているWOODFAN赤塚です。
京都市内では40度という信じられない気温ですが
そろそろターバンを巻いて外出しなければいけないのでは
ないかと真剣に考えてしまいます。ターバンってどこに
売ってるんだろう!?
さてさて、これは何の木の丸太だと思いますか?
これはラワンという木の丸太です。
ラワンと言えばベニヤ板や合板を思いつくかも知れませんが
輸入当時はフィリピンマホガニーと呼ばれたり上海チークなどと
呼ばれて重宝された高級材でした。
国会議事堂のメインテーブルに使われたり、帝国ホテルなどにも
使われていました。
材としては非常に加工がし易く、塗装の乗りも良い使いやすい木です。
今のように住宅建材が部屋の内装を覆いつくす前は、多くの日本の
住宅に内装、外装を問わずたくさん使われていました。
現在では大工さんが内装の材料を加工して建具枠や幕板などを
施工する事が減ったので輸入量も今では激減しています。
ただ、DIY初心者が使うには向いていると思います。
針葉樹と違い、導管の太い広葉樹はオスモカラーなどの自然塗料だけでなく
ペンキなどの塗料とも相性が良く塗りやすい木で仕上がりも綺麗です。
今でも木材店などでは置いている所もあると思います。
良い木ですよ!